柄のあるスーツケースの亀裂修理する際の塗装におけるご注意点
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回はハードタイプのスーツケースでよく見られる破損内容で、亀裂やヘコミの修理をする際の塗装におけるご注意点をご紹介いたします。
目次
1,スーツケースの表面外観の種類

ハードタイプのスーツケースの表面外観は大きく分けて艶あり、艶なし、柄あり、柄なしがあります。
今回ご紹介するのは艶ありなしに関わらず柄の入ったスーツケースの亀裂やヘコミ修理後の塗装時にご注意頂きたい点です。
2,柄ありスーツケースの亀裂やヘコミをお修理する際の塗装におけるご注意点

上の写真はキャスター部分の亀裂修理をした後の写真です。
キャスター付近の柄が消えて1色の塗装になっています。

亀裂の修理をした後にそのままでは凹凸が残ってしまうため表面にパテをつけて研磨して塗装をする為、柄のあるスーツケースの亀裂やヘコミのお修理をする際にはどうしても付近の柄が消えてしまいます。

塗装をする際はそのスーツケースのベースとなっている色に合わせて調色した塗料を塗装するため遠目に見たときはそこまで違和感はありませんが近くで見ると柄が消えているような状態になります。

出来る限り塗装する範囲を狭くするように亀裂修理の際はパテを付ける範囲を極力小さくします。
元の柄との境界を少しでも目立たなくさせるためグラデーションのようにぼかして塗装をします。

また、スーツケースの側は元の樹脂にプリントがされていたり、本体に貼っているフィルムに柄がプリントされているものが多くあります。
1色のスーツケースも元から樹脂に着色がされたものから成型してスーツケースを作っているものが多く表面に塗装がされているわけではありません。

ですの修理の際に塗装をすると表面に塗膜が出来るので今後のご使用で擦れたりすると表面の塗装がめくれてくることになります。
このような症状を少しでも軽減するために表面の亀裂が綺麗に割れている場合は裏面の補強のみで表面の塗装をしない修理方法も可能です。
お客様のご希望に合わせたお修理方法をご提案させて頂きますのでお気軽にお申しつけ下さい。
3,まとめ
柄ありスーツケースの亀裂やヘコミ修理をする際の塗装におけるご注意点をまとめると下記の3点です。
①亀裂付近の柄が消えて1色塗装になる
②表面に塗膜が出来る為、今後のご使用でその膜がめくれてくることがある
③表面の亀裂を残して裏面補強のみで塗装をせずにお修理出来る場合もある
塗装が消える可能性がある場合は事前のお見積もりでご説明させて頂きます。
ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。
全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。。
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