(Dance With Dragon)ダンスウィズドラゴン/キャディバッグのポケットファスナー解れを修理

こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。

今回は(Dance With Dragon)ダンスウィズドラゴンのキャディバッグ修理をご紹介します。
破損状況は、ボールポケットのファスナーエレメント（レール部分）を縫製している糸が解れてスライダーが脱線しかけています。

1,ファスナーの状態を確認

まずはファスナーの破損状態を確認しておきます。
見た目に分かり難いのですが、ファスナーの布テープとコイル状のレール部分を縫い合わせている糸が解れて分離してしまっています。

布テープが黒く汚れているので恐らく何かに擦れて糸が切れてしまって、そこからどんどん解れてきてしまったのかと思われます。
幸いレール部分は激しい損傷は見られませんでした。

キャディバッグ本体側のファスナーは交換が困難な箇所が多く、今回のボールポケットのファスナーも構造上ファスナー全交換をすることは困難です。

今回は、ファスナーレール部分が生きており解れの範囲も比較的短かったのでレール部分の解れを再縫製してお修理をさせて頂きます。

３０番の糸を使用して手縫いで縫製していきます。
布テープにレールを縫い付けていくのですが、ファスナー同士が噛み合う幅を考慮しながらできる限り均一な位置に縫い付けていきます。
この方法でお修理する場合、縫製した箇所をスライダーが通過する際に若干の引っ掛かりが残る可能性がございます。

解れいた範囲よりも少し広い範囲を縫製して解れが拡がるのを防止します。
約10ｃｍ程度まででしたらこのような方法でファスナーの解れ修正は可能です。ファスナーの位置や状態にもよってきますので一度お写真を添付してお問合せください。

新しく縫製した糸の強度を保つ目的とファスナーの開閉をスムーズにするためファスナーコイルに蝋引きをしておきます。
固形の蝋を補修箇所に塗布して火であぶると蝋が溶けてファスナーレールと縫製した糸に浸透します。数回ファスナーの開閉をすると固まった蝋が出てきますので再度あぶって溶かし込みます。

最後にファスナー全体にシリコンスプレーを塗布してファスナー全体の開閉が軽くなるようにして完成です。

今回の(Dance With Dragon)ダンスウィズドラゴン/ボールポケットのファスナーコイル解れ修正で、費用が4,500円（税抜）、納期が約2週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用するパーツなどにより費用や納期は変動いたします。

全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますのでお問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。

ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。

info@bond-repair.com: BOND repair / ボンドリペアのホームページにお越しくださりありがとうございます。
私共はスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般と家具の補修と椅子の生地張替え、その他様々なモノのお修理を承っております。
お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。