(MIZUNO)ミズノ/キャディバッグ本体の綿生地汚れをクリーニング
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。
今回は(MIZUNO)ミズノのフレームウォーカーキャディバッグ修理をご紹介いたします。
破損状態は、本体とフードカバーなど全体の綿生地が黒く汚れています。
目次
1,汚れの状態を確認
まずは汚れの箇所や状態を確認します。
ご相談頂いた際に状況をお伺いすると、輸送中にどこかに擦ったのか気が付くと所々に黒い汚れが付着していた。とのことでした。
拝見してみると特に目立っていたのはサイドポケットの表生地が黒くなっています。
元々白い綿生地のため黒い汚れが余計に目立ちます。
その他にもフードカバーやショルダーベルトのアクリルテープ部分にも汚れがついていました。
底面にも一部今回ついたのかは分かりませんが、同じような黒い汚れがあります。
他の箇所が綺麗なのでとても大切にご使用されているのだと感じられるお鞄です。
2,今回のお修理方法
今回はバッグ全体の黒い汚れを落とすクリーニングをさせて頂きます。
幸いミズノのフレームウォーカーというキャディバッグは、フレームと本体を容易に解体することが出来ますのでクリーニングを行う際に通常のキャディバッグよりも細かい箇所のクリーニングが可能になります。
フレームウォーカーは、仕切り部分がネジで止まっている以外は、フックやベルトなどに固定されているのでそれらを外していきます。
ボタンやホックもあり、固定されている箇所が多いので1箇所でも外し忘れているとフレームと本体を外すことが出来ません。
すべて外すとこのようにキャディバッグ本体の布部分のみを取り外すことが出来ます。
これを一度全体を洗って、特に汚れが強い箇所を重点的にクリーニングします。
事前にご説明をさせて頂くのですが、このような生地にプリントされている箇所や、染色がされている生地はクリーニングの際にプリントの塗料が剥げたり、染料の色が出て滲んだりすることがございます。
これは実際にクリーニングをしてみないとどの程度影響があるかが分からない為、事前に可能性のあるリスクをご説明させて頂きご納得頂いた上でクリーニングを進めさせて頂きます。
今回は比較的プリントの剥がれも少なくほとんど分からない程度の剥がれに留まりました。
同じくフレームウォーカーのキャディバッグで、木の庄帆布とコラボしているものがございますがこちらは部分的に革が使用されていることが多く、そのような場合には革の色が滲んで布に移ったり、クリーニング自体が困難な場合もございます。
費用は余分にかかりますが、革の部分を一度取り外してクリーニング後に再度縫い付ける方法もございます。
似たような白い綿素材で部分的に革が使用されているキャディバッグをクリーニングさせて頂いた事例
☞(ASHWORTH)アシュワース/キャディバッグ本体に付いた黒い汚れをクリーニング
フードカバーとショルダーベルトもほとんど黒い汚れは分からない程度まで落ちました。
クリーニングが完了しましたらフレームに組み付け直して完成です。
3,今回のクリーニング費用と納期
今回の(MIZUNO)ミズノ/キャディバッグ全体のクリーニングで、費用が26,000円(税抜)、納期が約1ヶ月でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用するパーツなどにより費用や納期は変動いたします。
全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。
ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。
投稿者プロフィール
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