(PEARLY GATES)パーリーゲイツ/スタンドキャディバッグの根本で折れた脚を修理

こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。

今回は、(PEARLY GATES)パーリーゲイツのスタンド式キャディバッグ修理をご紹介します。
破損状態は、スタンド脚が片方の根本で折れてしまっています。

スタンドの根本樹脂パーツの破損修理事例は☟☟☟
●(EVISU)エヴィス / 折れてしまったキャディバッグのスタンド根元パーツを取替え修理

スタンドと底を繋いでいるワイヤーの破損修理事例は☟☟☟
●(EVISU)エヴィス/スタンドキャディバッグの脚を繋ぐワイヤーと片脚欠損の修理事例

1,スタンド脚の状態を確認

まずは破損の状態を確認します。
今回のスタンドパーツは脚のパイプがそのまま樹脂パーツにカシメで固定されているタイプで、そのカシメで留めていたところで脚パイプが割れて外れてしまっている状態です。

スタンドバーを固定している樹脂製のベース部分は特に破損はありませんのでこのまま再利用できそうです。

2,今回のお修理方法

今回は折れてしまっているスタンド脚を１本新しく作製して交換をいたします。

まずは折れているスタンド脚を取り外す為スタンドパーツと繋がっている部分を取り外していきます。
上部の根本はすでに外れていますが新しい脚を固定する際にカシメを打ち直す必要があるのでカシメを抜いておきます。

あと底とスタンドを繋いでいるワイヤーが固定されている箇所もカシメで留められているのでここもカシメを抜いて取り外します。

このカシメは専用工具で叩き潰して挟み込むように固定をするのでしっかりとパーツを固定できるのですが、取り外す時はとても外し難い作りになっています。
カシメの頭を『くい切り』や『ニッパー』などの工具で切断したり、ドリルで頭を削り落とすなど付いている場所の状況に応じて取り外します。

ここを外せばスタンド脚だけ取り外すことが出来ます。

外したスタンド脚の割れて無くなってしまっている部分の長さも考慮して新しくパイプからスタンド脚を作製します。
既存の脚に近い色に塗装をして長さを合わせてカットし解体した順に組み立てていきます。

脚先についていたゴムキャップはそのまま再利用をするので取り外した脚からゴムキャップを抜いて新しい脚に取り付けるのですが、新しい脚は既存の脚よりも肉厚なパイプを使用したので内径が小さくなっている為、ゴム脚キャップを少し加工して差し込みます。

ぴったりはまりますが念のため接着剤を入れて固定しています。

出来上がったスタンド脚を本体に取り付けていきます。
ワイヤーと繋がっている部分をカシメで留めてから上部の樹脂パーツに固定します。

これで完成です。
奥が元から付いているスタンド脚ですが中央付近で少し外側に曲がっています。
これは安定性を増すために元からの構造のようなので新しく取付けた脚も同じところで少し外側に拡がるよう加工いたしました。

3,今回のお修理費用と納期

今回のスタンド脚作製交換１本で、費用が11.000円（税抜）、納期が約2週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用するパーツなどにより費用や納期は変動いたします。

バッグ全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。

ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。