(MIZUNO)ミズノ / キャディバッグのスタンド根元がすぐに抜けてしまうのでスタンドの開き止めを作製して取付け
こんにちは。大阪でゴルフのキャディバッグやスーツケースなどのバッグ全般と家具やその他様々なモノの修理を承っておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回のご依頼は、昨日に引き続き(MIZUNO)ミズノのスタンド付きキャディバッグで、スタンドの根本がすぐに抜けてしまうという内容。
昨日の修理内容は、
(MIZUNO)ミズノ / キャディバッグのスタンドワイヤーキャップを新たに作製して取替修理
1,スタンドの根本がすぐに抜けてしまう原因
昨日ご紹介したスタンドワイヤーキャップを作製したのと同じキャディバッグです。
ワイヤーの先端は抜けなくなりましたがスタンドの根本がすぐに抜けてしまうので原因を探ります。
昨日も書きましたが元の状態の写真が発見できなかったので構造を見て判断していきます。現在あるスタンドキャディバッグと比較したところカバン中央付近の2本のワイヤーの間に開き止めのパーツが付いているものがほとんどでした。
試しにその辺りを手で固定してみたところ根本は簡単には抜けなさそうです。恐らく元々はワイヤーキャップがついていたところにバネのようなものが付いていたのかと思われます。
2,今回の修理方法
ワイヤーキャップのついているところはスタンドの開閉時に内側の距離が変動するため、バネのような伸縮性のあるものが必要になり適当な部材を探し出すのとそれを固定する方法を検討するのに時間と費用を要するため別の方法を検討することにしました。
先述の通り一般的に使われているスタンドには開き止めのパーツが使われています。これを作製して取付ける方法が現実的と判断しお見積もりをさせて頂きました。
よく見られる樹脂製のパーツに代用できるものを調べましたがなかなか適当なサイズのものが見つかりません。
そこで加工しやすく粘りもあり、耐久性に優れているものということで革を使って作製することにしました。
おおよそのサイズを決めて革を切り出します。
今回使用したのは約2.5mm厚のサドルレザー。
位置を決めてから革の伸縮を考慮して少しだけワイヤーを挟んだ状態でマスキングで固定します。
こうしておくことで革が多少伸びてもスタンドの根本が抜けるほどは開きません。
革を接着してからマスキングを外します。
接着だけではすぐに剥がれてくるのでカシメで固定します。
スタンドの開閉動作や根本を引っ張ってみて抜けないか確認して完成です。
スタンド付きキャディバッグのスタンドバーが折れた修理事例は、
スタンド式キャディバッグの折れたバーを取替修理
3,今回の修理代金
今回のスタンドワイヤー開き止め作製取付で4,000円(税抜き)でした。
同じお鞄でも状態や構造によりお見積もり金額は変動する可能性がございます。
画像をお送り頂けましたら概算のお見積もりをお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にお問合わせください。
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