(19golf)１９ゴルフ/キャディバッグのハンドル外れを修理

こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。

今回は(19golf)１９ゴルフのキャディバッグ修理をご紹介いたします。
破損状態は、ハンドルのベルト通し部分が折れてベルトが抜けてしまっています。

1,ハンドルとベルトの状態を確認

まずはハンドルとベルトの状態を確認します。

お預かりした際は所有者さまの方でタイラップを使ってベルトとハンドルを固定されておりました。
ハンドル上部のベルトが通っていた棒の部分が折れており、ここからベルトが抜けてしまったようです。このタイプのハンドルは比較的破損が少なく、どちらかというとベルト側が切れてしまったり本体に固定しているカシメが抜けたりといったケースがよく見られます。

ベルトが切れた事例
☞(The19HOLE)キャディバッグ/ハンドル上部の切れたベルトを作製交換

カシメの穴が拡がって抜けてしまった事例
☞(Munsingwear)マンシングウェア/キャディバッグのハンドルベルト穴が拡がって抜けた修理

2,今回のお修理方法

今回はハンドル上部のベルトを新しく作製交換し、ハンドルを再取付してお修理させて頂きます。

ベルトは切れているわけではないのですが、経年変化で繊維が弱っている可能性があるのとあのままの状態で取り付けるとベルトがヨレている分ハンドルベルト通しの真ん中に負荷が集中してしまい、また折れてしまう恐れがありますので新しく作り直しをいたします。
ハンドルは元のベルト通しは折れてしまっているのでその上の棒状のところに通し直します。

まず既存のベルトを取り外す為、口枠から解体していきます。口枠の外周にカシメという中空鋲で数箇所固定されているのでそれらをすべて外します。

内枠を外したらハンドルベルトの裏側が見えますのでベルトを固定しているカシメも外します。こちらのキャディバッグはカシメと口枠の縫製でハンドルベルトが固定されていましたので一部縫製も解きます。

ベルト通しの幅に合うベルトを用意して元のベルトに合わせて長さをカットします。少し長いように見えるのは今回はこのベルトを２重にして強度を高めてから取り付けを致します。

ベルトを２重にして接着しましたら元のベルトがついていた所に差し込みます。
この状態で口枠ごとベルトを縫製します。先に縫製をしたのはカシメの穴が近く、カシメを留めてしまうとその部分が縫製できなくなってしまう為です。

(19golf)１９ゴルフ/キャディバッグのハンドルベルト交換とハンドルの再取付

あとはハンドルのカシメを留めて口枠も組立ましたら完成です。

今回は所有者様とご相談の上でハンドルを再利用いたしましたが、新しいハンドルに交換したり、同じようなハンドルがご用意できない場合はイチからハンドルを作製して交換させて頂いたこともございますのでお気軽にご相談ください。

3,今回のお修理費用と納期

今回の(19golf)１９ゴルフ/キャディバッグのハンドルベルト交換とハンドル再取付で、費用が9.500円（税抜）、納期が約2週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用する部品などにより費用や納期は変動いたします。

全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますのでお問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。

ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。

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