(BUICK)ビュイック / キャディバッグの変形したセパレーター(仕切り)芯棒を取替修理
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般、家具やその他様々なモノの修理をしておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回は(BUICK)ビュイックのキャディバッグ修理をご紹介いたします。破損の状態はクラブを仕切るセパレーターが変形して横のスペースを圧迫してしまっていました。
BUICKといえば、アメリカの有名な自動車メーカーですね。私は60年代のアメリカ車が好きなのですが、その中でも特にBUICKのRIVIERAという車が好きなのでBUICKのキャディバッグを見るたびに違うところの物欲が刺激されてしまいます。
1, セパレーターの変形状況の確認
これまでキャディバッグの修理していてセパレーターが割れたり折れたりしている症状はよく見かけますが今回のように曲がるようにして変形しているのは初めて見ました。
元々こういう作りなのかとも考えましたがそれにしては各区分けがアンバランスすぎるので恐らく変形してこのようになったのかと思われます。
2,今回の修理方法
お客様ともご相談の上で真っすぐな仕切りに修理することにしました。
このタイプのセパレーターは中に芯棒が入っているのでそれを新しいものに取替えます。
念のため仕切り生地同士の寸法をみて真っすぐな芯棒に入れ替えても問題ないことを確認しておきます。
今回のサムソナイト(コスモライト)ファスナー修理を動画にまとめておりますのでよろしければこちらもご覧ください。
以前にセパレーターの修理をご紹介したブログに記載しましたがセパレーターの芯棒を固定しているビスのようなものは頭が+になっているものが多くありますがほとんどがネジではなく引っ掛かりのついた芯が差し込まれています。
折れてしまったキャディバッグの仕切り棒を修理する方法(口枠、仕切り独立タイプ)
今回の芯は半分程度にネジが切られているものだったのでドライバーで試しに回してみたところ抜くことが出来ました。
すべての芯を抜いてからセパレーターの芯棒を横から引き抜きます。
取り外した芯棒を見てみると湾曲していました。
熱とクラブの重みで変形していったのか定かではありませんがここまで曲がってしまうものなんですね。
新たに入れる芯棒を採寸します。
元の芯棒は曲がっていて長さが分からないので実際に口枠の内寸を計測します。
カットした芯棒を仕切り生地に通す前に長さが合っているか確認します。
問題なければ仕切りのカバーに芯棒を通して固定していきます。
今回芯棒を固定しているビスが1本欠損していたので代替えのビスを入れました。
元々のビスの頭が本体にめり込んで表面の生地が破れてきていたので樹脂製のワッシャーを挟んで補強しました。
3,今回の修理代金
今回の修理内容で、2本7,500円(税抜き)でした。
同じお鞄でも細部の構造や使用する材料により前後いたします。
キャディバッグ仕切りの取替え修理の概算価格は下記の通りです。
●セパレーター芯棒取替(1本) 約4,000~6,000円程度
全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。
ボンドリペアではスーツケースをはじめ、ゴルフのキャディバッグやカバン全般、家具やその他の修理、椅子の生地張替えなども承っております。
ギターケースやカメラバッグなどの特殊なものもお修理を承っておりますのでお気軽にご相談ください。
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