(hartmann)ハートマン/バックパックの肩ベルト生地解れを修理
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。
今回は(hartmann)ハートマンのバックパック修理をご紹介します。
破損状態は、肩ベルトの片方の表生地が解れてきています。
目次
1,肩ベルトの状態を確認
まずは肩ベルトの状態を確認します。
背中側から向かって左側の肩ベルトのナイロン生地が根元の左右とメッシュ生地との境目の3箇所が解れてきています。
肩ベルトの上部は荷重が掛かりやすく、肩に掛けた際に肩に沿って曲がるため特に表生地は引っ張られてしまいますのでどうしても解れが発生しやすい箇所になります。
人それぞれに決まった行動のパターンというものがあり、バックパックを背負う行動にもその人の習慣が表れるかと思います。
私も通勤時にバックパックを使用しているのですが、自分の行動を振り返ってみると背負う際は必ず右肩から掛けてバッグを降ろすときは左肩から外しています。
こうすると背負う時も降ろす時も右肩ベルト1本で荷重を支えていることになりますので特に生地への負担が大きくなります。
レジ袋が有料化されてから仕事帰りに買い物をして帰った際にバックパックに買ったものを詰め込むことが増えお酒を買った時にはかなりの重量になっていることもありますので自分も気を付けようと思います。
背負う時は右肩から掛けて降ろす時も右肩から降ろすと負荷を分散させることが出来るので生地への負担も均等になるかと思います。
2,今回のお修理方法
今回は解れていた方の肩ベルトを新しく作り直して交換をさせて頂きました。
解れていた生地のみを交換することも出来るのですが、解れていた生地の面積が広く肩ベルト全体の解体が必要になりますので他のメッシュ部分などの部分を再利用するよりも新しく作り直した方が縫製もしやすいのですべて新しく作製をいたしました。
先ほどは肩ベルトの解れた生地で見えていませんでしたが、本体側のパイピングや背中のメッシュ生地は解れ等なかったので肩ベルトのみの交換でお修理が出来ました。
本体側も解れている場合は範囲が広くなりすぎるので部分的に当て布や革を縫製して部分補強をさせて頂くことが多いです。
裏地もメッシュ生地になっているのですが、こちらも新しい生地に交換をさせて頂きました。
今回は生地が解れていたので少し大掛かりなお修理になりましたが、肩ベルトの根元の縫製糸が解れて抜けている場合はその部分の再縫製でお修理が出来る場合もございます。
☞(LORINZA)ロリンザ / バックパックの持ち手と肩ベルトの付け根ほつれを再縫製して修理
肩ベルトの下側から本体に繋がっているベルトと送りカンという樹脂製のパーツはそのまま再利用させて頂いております。
3,今回のお修理費用と納期
今回の(hartmann)ハートマン/バックパックの肩ベルト片側作製交換で、費用が24.000円(税抜)、納期が約2週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用するパーツなどにより費用や納期は変動いたします。
全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。
ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。
投稿者プロフィール
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お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
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