(BRIEFING)ブリーフィング/キャディバッグのフードカバー生地解れを修理

こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。

今回は、(BRIEFING)ブリーフィングのキャディバッグ修理をご紹介します。
破損状態は、フードカバーの生地が縫い合わせているところから解れてきています。

1,生地の状態を確認

まずは生地の解れ状態から確認していきましょう。
フードカバーはファスナー両サイドのマチ生地と背面の大きな生地の３枚の生地を組み合わせて作られているものが多く、今回もそのような作りになっています。

解れの箇所は背面とマチ生地を縫い合わせている部分が２箇所です。

見たところまだ生地の解れの範囲もそこまで広くなく、生地の状態も解れている箇所以外は綺麗な状態です。

2,今回のお修理方法

今回は生地の状態と解れの範囲から、部分的に解れている箇所付近の縫製をほどいて生地を奥に詰めて再縫製をする方法でお修理をさせて頂きます。

生地の真ん中あたりが切れていたり破れている場合は生地の張替えや部分的に刺繍を入れるなどしてお修理する方法もございます。
〇(PUMA)プーマ / キャディバッグフード生地の切り傷がある部分を代替え生地で張替え修理
〇(Marie Claire)マリークレール/キャディバッグのフードカバーが切れた部分にハート柄の刺繍を入れて塞ぐ

まずは解れてしまっている生地の余分な部分をカットして解れている部分を綺麗に整えます。

解れている範囲よりも両サイド約5cmずつ程度縫製をほどきます。
縫う範囲を狭くしようとしてあまりギリギリにしてしまうと生地を奥に詰める分が十分に取れずすぐに解れてしまったり、無理に奥に詰めると回りの生地を引っ張ってしまいシワが出来る場合がありますので、余裕をもって広めに解きます。

生地が解れている分を奥に詰めて生地がしっかりしている所にミシン目が来るよう調整をして再縫製をします。
今回は約5mmほど奥に詰めて再縫製をいたしました。

はみ出た余分なところをカットして切り口は解れ防止のため熱を加えて生地の端を溶かしておきます。
こうすることで生地の繊維が溶接されて解れにくくなります。

同じ要領で２箇所とも再縫製をしたら完成です。

3,今回のお修理費用と納期

今回の(BRIEFING)ブリーフィング/フード生地解れ２箇所修理で、費用が5.500円（税抜き）、納期が約２週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用するパーツなどにより費用や納期は変動いたします。

バッグ全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。

ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。