(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグの折れ曲がったスタンドバーを交換して修理
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回は、(BRIEFING)ブリーフィングのスタンドキャディバッグ修理をご紹介いたします。
破損状態はスタンドバーが折れ曲がってしまっています 。
スタンド根元の樹脂パーツが破損している修理事例は、
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンド曲がり](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-1-e1571712990466.jpg?resize=360%2C640&ssl=1)
目次
1,スタンドバーの状態と構造の確認
まずはスタンドバーの曲がり具合や状態を確認していきます。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンド折れ](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-2.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
スタンドバーの折れ曲がりに関しては状態により曲がりの修正もしくはバーのみを新しく作製して取替えるかのいずれかの方法でのお修理になります。
スタンドバーの素材は一般的にはアルミのパイプが使用されていることが多いですが、稀にカーボンパイプなどが使用されているキャディバッグのございます。
カーボンパイプの場合は今回のように折れ曲がるという状態よりは完全に折れて切断してしまうことが多いです。
スタンドパーツはいくつかの種類があり、今回のスタンドパーツも以前に修理したことがあるので解体をしなくても各部の構造は把握しています。
2,今回のお修理方法
今回はスタンドの曲がり具合を見て修正でもお修理が出来る可能性がございましたが微妙なところでしたのでスタンドバーの取替えでお修理をすることになりました。
アルミパイプは生地のままですとシルバー色なので別途塗装料はかかりますが、純正カラーに近づけて塗装をすることも可能です。
ただ、メーカーロゴに関しては著作権の関係で再現することが出来ないため無地になります。
今回のお修理を動画にまとめていますのでよろしければこちらもご覧ください。
それでは順を追って修理内容をご紹介いたします。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンドパーツを解体](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-4.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
まずはスタンドバーのパーツをキャディバッグ本体から外していきます。
この部分はカシメやボルトで固定されていることが多いです。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンドパーツを取り外す](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-3.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
スタンド底脚からスタンドの根本はワイヤーで繋がっていますのでこちらをいったん抜きます。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグから外したスタンドパーツ](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-5.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
キャディバッグ本体から取り外したスタンドバーパーツです。
この根本の樹脂パーツは再利用するので取り外す時は破損させないよう出来る限り綺麗に取り外します。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンド根元パーツを外したところ](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-7.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
樹脂パーツを取り外したところです。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンドゴム脚を外したところ](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-8.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
同じように反対のゴム脚も取り外します。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンドバー交換で使用するパイプ](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-9.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
すべてのパーツを外したバーの長さを採寸して新しいパイプを加工していきます。
今回は塗装もご希望でしたので純正の塗装に近づけて塗装をいたしました。
当店ではスーツケースの修理も承っており、スーツケースの割れやヘコミ、傷の修理で塗装をすることが多く、1点1点職人が元の色に合わせて調色した塗料で塗装しています。
今回も元の塗装に合わせて色合わせをしてグラデーションのような部分も再現しています。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのスタンド交換で使用するパイプを加工](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-10.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
元のパイプの長さに合わせて新しいパイプをカットします。
パイプカッターを使用するとパイプを変形させることなく綺麗にカットできます。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのバー交換で使用する補強芯材の採寸](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-11.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
アルミパイプだけですと今回のように曲がりやすいので新しく交換するパイプには内部に肉厚の樹脂パイプを補強として入れます。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグのバー交換で使用する補強芯材のカット](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-12.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
パイプの長さに合わせて樹脂パイプをカットします。
ここは樹脂パイプが肉厚なのでテーブルソーでカットします。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグの新しく交換するバーに樹脂パーツを取り付け](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-13.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
樹脂パイプを中に入れた状態で新しいスタンドバーに樹脂パーツを固定する為の穴を可能していきます。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグの新しく交換するバーにパーツを取り付け](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-14.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
固定の方法は元と同じようにリベットを使用します。
リベットは中空のパイプや壁などにプレートなどを固定する時に重宝します。
スーツケースでも部分的に使用されていることが多いので修理をする時にもよく使用します。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグの新しいスタンドパーツにゴム脚を取り付け](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-15.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
同じようにしてゴム脚も取付けます。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグの新しいスタンドパーツを組付け](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-16.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
スタンドバーのパーツが完成したらキャディバッグ本体に組付けていきます。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグの折れ曲がったスタンドバーを交換修理](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-17.jpg?resize=640%2C360&ssl=1)
スタンドの開閉やゴム脚の向きなど確認して全体を掃除して完成です。
![(BRIEFING)ブリーフィング / スタンドキャディバッグの折れ曲がったスタンドバーを新しく作製して純正カラーのように塗装して取替え修理](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/10/briefing-stand-18-e1571713741969.jpg?resize=360%2C640&ssl=1)
3,スタンドバーの修理価格
●スタンド根元パーツ取替(1ヶ所) 約8,000~16,000円程度
●スタンドバーのみ取替(1本無塗装) 約7,000~10,000円程度
塗装をする場合は1本約3,000~4,000円程度の塗装料がかかります。
同じお鞄でも細部の構造や使用する材料により前後いたします。
全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。
ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。
お気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
![info@bond-repair.com](https://i0.wp.com/bond-repair.com/wp-content/uploads/2019/07/blog-profile.png?resize=150%2C150&ssl=1)
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