(World Traveler)ワールドトラベラー/スーツケースのTSAロック破損を修理
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。
今回は、(World Traveler)ワールドトラベラーのスーツケース修理をご紹介します。
破損状態は、TSAロックの根元に亀裂が入っています。
このままでも使用はできますが、出先で破損すると困るので完全に壊れる前に修理をしたいということでご相談を頂きました。
ノーブランドのスーツケースのTSAロックを交換した修理事例は、
スーツケースのTSA錠前を交換
目次
1,TSAロックとは?
まずTSAロックとはどのようなものなのでしょうか。
スーツケースやキャリーバッグの錠前にこのようなマークがついているものがあります。
皆さんのスーツケースやキャリーバッグはいかがでしょうか。
このTSAロックというのはwikipediaでは下のような説明が記載されています。
TSAロック(ティーエスエーロック)とは、アメリカ合衆国国土安全保障省の運輸保安庁から認定を受けた、旅具等に備えられた施錠機構の総称である。「赤い菱形(TravelSentry 社製)」または「赤い松明(SafeSkies 社製)」のマークが付いている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アメリカ合衆国では領土内を航空機で移動する際に荷物の中身を保安係の人が検査できるように施錠するなという決まりがあるようで、施錠していた場合に目視検査が必要になった場合は錠前を破壊するとのこと。
そうはいっても預ける荷物を施錠しないのは心配ですよね。
そんな心配を解消するのがこのTSAロックです。
このTSA規格の錠前は施錠していても保安係がTSAのマスターキーを使って開錠することができるので検査時以外にバッグを開けることは出来ず、なおかつ検査時に錠前を破壊されることもありません。
2,破損状態の確認
今回はそんなTSAロックの錠前自体が根元に亀裂が入ってしまい今後使用しているうちにそこが完全に割れてしまう恐れがある状態です。
この錠前が割れてしまうとスーツケースを閉めることができないので出先で破損すると大変困ります。
テープで止めてとりあえず帰ってきたという方もいらっしゃいました。
錠前が破損した時に便利なのがベルトタイプの錠前でスーツケース全体をベルトで締めることが出来るのでひとつスーツケースに入れておくと万が一の時にも安心です。
こちらのベルトもTSAに対応しているので施錠していても破壊される心配がありません。
また、このベルトを使用すればTSAに対応していないスーツケースでも簡単にTSA仕様にすることができます。
3,今回のお修理方法
今回は『World Traveler』というブランドということもあり、汎用パーツでは適合するものがありませんので純正パーツで左右の錠前を交換いたしました。
最初に記載しましたがノーブランドや一部のスーツケースでは汎用の錠前パーツが使用されているのでパーツを入手しやすいのですがこのようなブランドのスーツケースは専用パーツが使用されていて、取り付ける箇所もそのパーツした取り付け出来ない形状になっているものが多くあります。
モデルによっては純正パーツが廃盤になってしまいお修理が出来ないものもございますので事前にお問合せください。
4,今回のお修理費用と納期
今回の(World Traveler)ワールドトラベラー/TSAロック左右セット交換で、費用が11.000円(税抜)、納期が約2週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用するパーツなどにより費用や納期は変動いたします。
バッグ全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。
ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。
投稿者プロフィール
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私共はスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般と家具の補修と椅子の生地張替え、その他様々なモノのお修理を承っております。
お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
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