(DA17V)エヴリィバン / フロントドア内張のビビりの原因と対策

こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般、家具やその他様々なモノの修理をしておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。

ちょっと修理のお話は置いておいて、ボンドリペアの社用車（ボンドカー）で使用しているDA17Vエブリィについて。
社用車といえど社内の環境をよくしたい！！と、いうことでずっと気になっていたフロントドア左右の内張りビビりを改善しようと思います。

1, (DA17V)エヴリィのドア内張がビビるところ

まずはボンドカーのドア内張がビビるところを探るためBASSの効いた『Drum’n’bass』を流します。
ドラムンベース聴くのいつぶりでしょうか。
曲の盛り上がりに合わせて、、ドンドン（ビリビリ）聞こえてきました。
何箇所か鳴っているようですが、一番激しいところはドアクランクハンドルのようです。

今回はここに絞って対策を考えます。

2,解決策

一番激しいビビりの原因が分かったところでそこがどのようにしてビビっているのかを探っていきます。
ドアクランクハンドルと内張の間に隙間を塞ぐスペーサーのような輪っかが入っているのですが、どうもここに遊びがあってカタカタしているのが原因のようです。
ただ、ハンドルを外す時に多少の隙間が必要なため完全に塞ぐことが出来ません。

なのでプラスチック同士が振動でビビりを発生させているので、その間に革でワッシャーを作って挟んでみようと思います。

まずはハンドルを外すため隙間からフックのようなものでストッパーのクリップを外します。※写真を撮り忘れたのですでに革のワッシャーが入っていますが見えないものと思ってください。

内側のクリップを抜く時に使用する工具です。ワイヤーを曲げて作る場合もあります。

様々な形のフックがセットになっています。
狭いところから線を引き出したりする際にも使用します。

外したハンドルの裏側です。このクリップを引き抜くとハンドルが外れる構造です。
取付けるときはこのようにクリップを付けて元の位置に差し込みます。

余っていた革でワッシャーを作ります。
綺麗に丸に切れているのは『円切りカッター』という工具を使用しました。中央の穴は穴開けポンチを使用しました。最近では100均にもポンチって打ってるんですね。

1.5mm厚程度の革までは切ったことがあります。厚手の革は表面だけこれで切れ込みを入れてあとはデザインナイフやカッターで切ると綺麗に丸が切り出せます。

左右用に同じものを2枚作ります。
はみ出すと見た目がよくないので樹脂のスペーサーの外径にぴったり合わせて作りました。

先ほど記載した通りクリップをはめた状態でハンドルを差し込みます。
このハンドルの角度を元の位置に合わせて取付けます。
無意識にハンドルの位置を覚えているので次に開ける時にハンドルを持ち損ねてしまいます。

3,作ってみた感想

革のワッシャーを入れてみて１ヶ月ほど使用しましたがドア内張の目立ったビビりは無くなりました。
たまに荷室で何かがビビっているようですが後ろにはスピーカーも付けていないのとあまり気にならないレベルなのでそこはおいおい対策しようと思います。

ボンドリペアではスーツケースをはじめ、ゴルフのキャディバッグやカバン全般、家具やその他様々なモノの修理、椅子の生地張替えなどを承っております。
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