(DA17V)エブリィ / ルーフバークッションを自作してみた方法と感想
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般、家具やその他様々なモノの修理をしておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回は修理のお話から少し離れて、ボンドリペアの社用車(ボンドカー)で使用しているDA17Vエブリィについて。
ボンドリペアではスーツケースやキャディバッグ以外にも家具の修理やちょっとした創作もしているので長尺物を運搬する機会も稀にございます。
そんな時に役にたつのがルーフバー。このルーフバー、鉄のパイプなのでそのまま木材を積んで縛ると滑ったり木が凹んでしまったりします。
そういった症状を改善するための『ルーフバークッション』というバーと積載物を保護する筒状のクッションが市販されています。
←ハワイで創設されたスポーツブランド『DAKINE』のもの。
サーフボードを積むと想定して作られたものかと思います。
←ルーフバー、ルーフラックといえば『THULE』というぐらいメジャーなブランドですね。
こんな立派なものが市販されているのに、つい作りたくなってしまう。
と、いうわけで作ってみましたので方法をご紹介いたします。
1, ルーフバークッションの構造
いつも何かを作ってみようと思った時、市販されているものを一度買ってみて構造を確認したりするのですが、今回は急に思い立ったことと、そんなに何個もルーフバークッションがあっても仕方ないので妄想してみました。
ソファなんかで使うクッションも中材とカバーが脱着できるようになっていてカバーだけ掛け替えたり、洗ったりすることができます。
ただ、ファスナーをつけるのは面倒ですし車や積載物を傷つけてしまう恐れがあるので却下。
ポケットのようにして中材を包むような構造であれば脱着も構造も簡単に出来ると考え、ポケット式に決定。
中材は、写真を撮り忘れてしまったのですが、、ホームセンターで売っている単管パイプ(足場で使用する骨組み)用のカバーがちょうどよさそうだったのでそれを購入しました。
2,ルーフバークッションを作る工程
今回は極力手元にある材料で作りたかったので、在庫している生地の中で比較的向いていそうだったので迷彩柄を使うことにします。
使用するクッション材の外径や内径、肉厚を計ります。
外径に合わせて縫い代と巻いた時の内外周差を考慮して寸法を決定していきます。
ちなみにボンドカーで使用しているルーフバーはこちらです。
『ROCKY ( 横山製作所 ) ルーフキャリア 【SGRシリーズ 長尺物・回転灯用】 エヴリィ スクラム等 雨ドイ挟み込みタイプ スチール+ペイント SGR-10』
今回は幅約500mmのものを4本作ります。
裏面のポケット部分は黒色のナイロン生地を使用し筒を固定するのはマジックテープを使用します。
残り物なので青色のマジックテープになりました。
ポケットと表生地を縫製していきます。
内側をポケット状にするため外周のみぐるっと一周縫製します。
最後に外周に外巻きテープを巻いて縫製していきます。
テープも青色が残っていたのでマジックテープに合わせてみました。
マジックテープは普段見えないですが。
装着するとこんな感じです。
つけてから1年ほど経過しているので色が褪せています。
3,作ってみた感想
今回、初めてルーフバークッションなるものを作ってみたのですが、特に構造も複雑なところはなく家庭用ミシンでも縫製できる内容かと思いますので挑戦する価値はあるかなと思います。
なんといっても生地を好きな柄で作ることができ、テープの色を変えたりステンシルでペイントすることでオリジナルもルーフバークッションが作れるというのが良いですね。
ボンドリペアではスーツケースをはじめ、ゴルフのキャディバッグやカバン全般、家具やその他様々なモノの修理、椅子の生地張替えなどを承っております。
ギターケースやカメラバッグなどの特殊なものもお修理を承っておりますのでお気軽にご相談ください。
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私共はスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般と家具の補修と椅子の生地張替え、その他様々なモノのお修理を承っております。
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