(Hermès)エルメス / トードバッグのハンドル切り口を磨いて表面のめくれを補修
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回は、(Hermes)エルメスのトートバッグ修理をご紹介いたします。 お修理内容はハンドルコバ(革の切り口)の表面がめくれてきているので磨いて補修します。
今回と同じお鞄で底革四隅の色剥げ修理は、
(Hermes)エルメス / トートバッグの底革の色剥げを元の色に合わせて塗装修理
目次
1,ハンドルの状態を確認
まずはハンドルの状態を確認します。
2本のハンドルが擦れる内側のコバ部分が全体的に少しめくれています。
コバは塗装されているというよりも磨いて艶を出しているような仕上げになっていますので同じように仕上がる方法を検討します。
2,今回のお修理方法
お修理内容を動画にまとめておりますのでよろしければこちらもご覧ください。
今回は、コバの研磨をしてめくれていない部分との違和感がないように自然な風合いに仕上げていきます。
使用するのは『トコノール』という仕上剤。
革の床面を均したりコバを磨くのに使用します。
トコノールを綿棒などでコバに塗っていきます。
端から端まで一気に塗ってしまうと途中で乾いてしまったり手について研磨しにくいので数回に分けて作業を行います。
研磨に使用するのは『コーンスリッカー』という道具を使用します。
木製で3種類の溝が彫られておりそれぞれのアールが異なるので研磨する対象の曲面に合った溝を使用します。
コーンスリッカーで研磨した後は余分なトコノールを拭き取ります。
最後にハンドル全体に保湿のクリームを塗布し、ブラッシングをしていきます。
クリームをつけてブラッシングをする際も数回に分けて作業を行います。
3,今回のお修理代金
今回の(Hermes)エルメス / トートバッグのハンドルコバ磨き2本セットで1,200円(税抜き)でした。
※革の種類や状態、長さなどによって納期や価格は変動いたします。
全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。
ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。
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