(Psycho Bunny)サイコバニー/キャディバッグのセパレーター芯材の歪みを修理

こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。

今回は(Psycho Bunny)サイコバニーのキャディバッグ修理をご紹介します。
破損状況は、セパレーターの芯材が変形して波型に歪んでいます。

1,セパレーターの状態を確認

まずはセパレーターの状態を確認します。
『土』の字型の仕切りの底辺部分だけがなぜか変形しています。恐らく変形の原因は熱によって芯材に使用されている樹脂板が変形してそのままの形状で固定されてしまったのかと思われます。

使用上の問題があるわけではないのですが、今回別の箇所のお修理でご相談頂き今後も長くご使用されたいということでこちらも一緒にお修理をさせて頂くことになりました。

今回は変形している仕切りの芯材を新しいものと交換をさせて頂きます。

まずはセパレーターと中の仕切りをセットで本体から取り外していきます。
上部の仕切りは５本のビスで固定されているのでそれらを引き抜きます。中の仕切りは板に縫い付けられた状態でその板が底にカシメで固定されていますので底の２本のカシメを外します。

ビスとカシメを抜くとセパレーターと仕切りがセットで取り外せます。
海外製の一部のモデルではこの内部の仕切りが無いものもあり、新しく内部の仕切りを作製して追加することも可能です。
☞(JONES×BEAMS)ジョーンズ×ビームス/キャディバッグの仕切りを底まで延長する

これをさらに解体していきます。中仕切り布の縫製を解いて上部の仕切りだけにし、縦方向の仕切り棒を取り外します。

縫製を解いて仕切り棒を抜くと芯材だけを取り外すことができます。
表から見たのと同様に波型に変形しています。

今回は元の芯材と同じ樹脂板で厚みが約0.5ｍｍほど厚い板を使用いたします。

元の寸法に合わせて裁断して仕切り棒を固定するビス穴を加工しておきます。
稀にこの穴が拡がって仕切り棒が抜けてしまう症状も見られますので、念のためビスを通す際は大きめのワッシャーを挟んで通しておきます。
☞(TaylorMade)テーラーメイド / キャディバッグの仕切りを固定するピン穴の拡がりを補強して再取付

元のように組み立てていきます。
樹脂板を接着して仕切り棒をビスで固定します。

仕切り布を縫製してセパレーターのビスと底のカシメを再取付して完成です。

今回の(Psycho Bunny)サイコバニー/セパレーターの芯材交換で、費用が8.000円（税抜）、納期が約2週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用するパーツなどにより費用や納期は変動いたします。

全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますのでお問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。

ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。

info@bond-repair.com: BOND repair / ボンドリペアのホームページにお越しくださりありがとうございます。
私共はスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般と家具の補修と椅子の生地張替え、その他様々なモノのお修理を承っております。
お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。