キャディバッグの中の仕切りが解れてクラブを出し入れする際に絡まるのを直す方法

こんにちは。BOND repair / ボンドリペアと申します。

 

今回は、キャディバッグの内部にある仕切り布が解れてクラブに絡まる症状について構造や修理方法と合わせてご紹介させていただきます。

 

キャディバッグ内部仕切りのほつれ
 
 
 
 

 

※今回はキャディバッグの内部(底まで繋がっている部分)にある仕切りについての記事です。
口枠付近(上部)の仕切り生地破れに関しては下記の記事をご覧ください。
(破れてしまったキャディバッグの仕切り布(上部)を直す方法)

 

 

1,中の仕切りの構造

 

キャディバッグの中の仕切りはほとんどが、底まで続く生地の先にある樹脂製の板に生地を縫い付けて、その板自体を底に固定しています。
稀に中の筒に沿わせて縫い付けているものなどもあります。
また、昔のバッグなどで内部の仕切り布が無く上部の仕切り棒のみというのもございます。
構造にもよりますが内部の仕切り生地を追加することも可能です。

 

 

2,修理方法

 

先述の通り仕切りの布は底の板で固定されているものが多いので、それを取り外し場合によっては上部の口枠も解体して本体から取り外す必要がございます。

 

キャディバッグ内部仕切りのほつれ

 

状態により底の再縫製、もしくは生地の補強をしてから再縫製いたします。
生地の状態が悪く再利用が困難な場合は全体の生地を取替えます。

 

生地の種類でご紹介した筒に縫い込まれている構造の場合、いったん筒と縫製されている部分をカットしてしまい、ほつれの修理をするのですが同じように筒に縫製することができませんので先にご紹介している底に樹脂板をつけてそれを底に固定いたします。

 

 

3,概算の修理代金

 

●仕切り生地(内部、底)ほつれ修正→約5,000~12,000円程度
●仕切り生地張替え(内部~底)→約10,000~16,000円程度
●仕切り生地追加(1枚)→約8,000~14,000円程度

 

画像をお送り頂けましたらもう少し詳細な価格をお答えできますのでメールもしくはライン@からお気軽にお問合わせください。

 

 

4,自分で修理するには

 

縫製が得意な方でしたら生地のほつれはお修理可能かと思います。
ただ、縫製ができる状態までの解体と組立が専用工具を自作するなどの必要がでてきます。

 

調べてみるとご自身でお修理されている事例が紹介されていました。

そこではホームセンターに売られているプラダン(プラスチック製の段ポールのようなもの)を仕切りに合うようにカットし、プラダンを底まで入れて上部の仕切りに布テープなどで固定されていました。
確かにプラダンですと水にも強く、クラブに絡まってめくれあがってくることもありません。
一度お試しいただく価値はあるかもしれません。

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