(XXIO)ゼクシオ/キャディバッグの閉まらなくなったフードカバーのチャックを修理

こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますボンドリペアと申します。

今回は(XXIO)ゼクシオのキャディバッグ修理をご紹介いたします。
破損状態は、フードカバーのチャックが一部破損して閉まらなくなっています。

1,チャックの状態を確認

まずはフードカバーのチャックの状態を確認します。
チャックのちょうど真ん中辺りにレールの部分が破損しているところがあります。スライダーも片方脱線しています。

近くで見るとチャックのレール部分が一部切れてしまっていて、ここからスライダーが抜けたようです。こうなってしまうとスライダーを通してもチャックがうまく噛み合わず開閉が出来ません。

２個付いているスライダーはどちらも割れや開きは見られませんので今回はチャックのみの破損のようです。

今回のようにスライダーが脱線していてもチャックに破損が見られない場合は、スライダーの不具合が考えられますのでそのような場合はスライダー交換でのお修理となります。
☞（キャディバッグ）フードカバー / ファスナーから脱線したスライダーの開きを調整して修理

他によく見られる症状として、チャックの左右がずれて閉じても綺麗に閉まらないことがございます。これはスライダーを動かす際に左右のレールが均等に噛み合わず片方だけが多く進んでしまった時に起こります。チャックにもスライダーにも不具合が見られない場合はスライダーを一度脱着してズレを修正する方法でお修理させて頂きます。
☞(kappa)カッパ/キャディバッグフードのファスナーずれを調整

2,今回のお修理方法

今回はチャックのレール部分が完全に切れてしまっていましたのでファスナーごと交換をさせて頂きました。
レール部分が破断しておらず短い範囲だけレールの縫製が解れているような場合は、部分的に再縫製をしてお修理が出来る可能性もございます。
☞(キャディバッグ)フードカバーのファスナーコイル解れを手縫いで補修

ただ、頻繁にゴルフに行かれるような場合はファスナーごと交換した方が安心かと思いますので使用頻度に合わせて方法をご検討頂ければと思います。

3,チャックが切れた原因と予防策

今回のようにフードカバーのチャックが切れるケースはよくご相談を頂く症状ですが、なぜこのような破損が起こるのでしょうか？

１番考えられるのはバッグを運んでいる時にアイアンなどのクラブと外部からの圧迫によって生地が挟み込まれて切れてしまうことがあります。
チャックが破損する最も多いのは今回のような真ん中辺り、ちょうどクラブヘッドが当たる部分になります。同じことが原因でフードカバーの生地にカッターで切ったような傷や細かい穴が開くことがあります。
☞キャディバッグフードカバーに細かい穴や傷ができる原因と修理方法

このような症状を防ぐには『アイアンカバー』を付けるのが有効です。

一つずつカバーするタイプはクラブ同士の保護にも有効ですが、脱着が面倒ではあります。

フードカバーを保護する目的の為でしたらこのようなまとめてカバーできるものでも十分に効果はあります。

今回のチャック交換でもカバー以上の費用が掛かってしまいますし、生地の張り替えとなると更に高額になってしまうことがありますので少し面倒でもカバーを掛けておいた方が安心かと思います。
☞(SRIXON)スリクソン/キャディバッグのフード生地破れを修理

4,今回のお修理費用と納期

今回の(XXIO)ゼクシオ/フードカバーのチャック交換で、費用が9.500円（税抜）、納期が約2週間でした。
※同じような症状でも付近の状態や使用する部品などにより費用や納期は変動いたします。

全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。

ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。