(BROMPTON)ブロンプトン / 日東のフロントキャリアに合わせてビジネスバッグをカスタム
こんにちは。大阪でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回は、(BROMPTON)ブロンプトンというイギリスの折り畳み自転車に乗っていらっしゃるお客様から、(NITTO)日東のフロントキャリアにカバンを容易に固定できるようにしたいというご相談を頂きましたのでご紹介いたします。
目次
1,これまでご使用されていたお鞄
お客様がこれまで使用されていたバックパックも以前に別の修理ショップで加工を依頼されたようで今回のNITTOフロントキャリアに合わせてカスタムがされていました。
構造を拝見してみると脱着のしやすさや、力が掛かるところへの補強など加工された方の気遣いがとても感じられる作りになっていました。
実際に長年使用されていたにも関わらずまだまだ使用できそうな程しっかりしています。
2,今回加工するお鞄の構造確認
今回はお鞄の買い替えということで新しいお鞄に同じような加工をご希望されてご相談頂きました。
先ほどのバッグを拝見して基本的な作りは同じで新しいバッグに合わせて新たに作製することになりました。
まずは同じように加工をすることが出来るか新しいバッグの構造を確認していきます。
新しいバッグはビジネスバッグとバックパックの2WAYで使用できるタイプになっており、肩ベルトはポケットに収納できるようになっていました。
お客様にご使用方法を聞いてみるとバックパックとしては使用しないということでしたがせっかく機能としてついているので敢えてなくす必要もないので機能に影響のない加工方法を検討します。
仮で当ててみます。
肩ベルトを収納しているポケットがあるので加工はできそうですね。
3,今回のカスタム方法
以前のバックパックと同じように帯状に当て布をしてそこにキャリアが貫通するように加工をします。
元のバックパックを参考に新しく作製するパーツの型紙を作製します。
下の長方形はレザーで、上の台形はバリスティックナイロンで作製します。
前回作製された方がここにレザーを当てていたのはキャリアの抜き差しの時に一番摩擦を受けやすいところなので生地を補強するために当てていたのだと思います。
ここはミシンが入ったので縫い付けました。
キャリアを通す帯状の部分を作製したので本体に取付けます。
最初は縫製して取付を予定しておりましたが思った以上にポケット内部のスペースが狭く、奥の方はミシンが入らないため別の方法での取付けを検討します。
検討した結果、強度も考慮してカシメでの取付けをいたしました。
試しにキャリアを差し込んでみます。
ぴったりでした。
ここに遊びが多すぎると自転車の振動や曲がる際にバッグが左右に振られてハンドルの安定も悪くなってしまいます。
4,今回のカスタム代金
今回のカスタム内容で、16,000円(税抜き)でした。
※似たようなお鞄でも細部の構造や使用する材料などによって価格や納期は変動いたします。
画像をお送り頂けましたら概算のお見積をご返信させて頂きますのでお気軽にお問合せフォームもしくはライン@からお問合せください。
ボンドリペアではゴルフのキャディバッグをはじめ、スーツケースやキャリーケースなどのバッグ全般や家具、その他様々なモノの修理を承っております。
今回のようなカスタムも承っておりますのでご不明点などございましたらご相談ください。
投稿者プロフィール
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BOND repair / ボンドリペアのホームページにお越しくださりありがとうございます。
私共はスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般と家具の補修と椅子の生地張替え、その他様々なモノのお修理を承っております。
お困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
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