キャリーバッグのキャスターを2輪固定タイプから4輪自在タイプに改造
こんにちは。関西でスーツケースやゴルフのキャディバッグなどのバッグ全般、家具やその他様々なモノの修理をしておりますBOND repair / ボンドリペアと申します。
今回は、布製キャリーバッグのキャスターを2輪固定タイプから4輪自在タイプに改造してほしいというご依頼。
1, キャリーバッグの構造確認
まずは根本的にキャスターを付けることが出来るかを確認します。
元々のキャスターがついているところと底足が付いているところはカバンの内部に芯となる板が入っておりそこにキャスターパーツを固定することが出来そうです。
内装生地がめくれることやキャスターを取り付けるにあたっての鞄内部の作業スペースも確認します。
伸縮するキャリーハンドルもついているので、ハンドルを伸ばして2輪で走行する際の傾きを確認し、新たに付ける予定のキャスターベースが地面に擦れるまでの角度と比較して使用に問題ないかも確認します。
キャリーハンドルで移動時に本体が擦れてしまうと生地の破れやファスナーの破損につながります。
角が擦れてファスナーコイルが解れてしまった修理事例は、
(Manfrotto)マンフロット / カメラ機材キャリーバッグの解れたファスナーをブランドイメージカラーに合わせて取替えカスタム修理
2,今回の修理方法
まずは、既存のキャスターや底足を取り外していきます。
外したキャスターが付いていたところに大きな穴が開いているのでこちらを塞ぐ方法を考えます。
キャスターパーツの取付面を参考に板を切り出し、代替えの生地を巻いて縫製していきます。
先ほど作った補強板をキャスターがついていた箇所に合わせて元の位置で固定していきます。
穴を塞いだ上で新しいキャスターパーツを取り付けていきます。
最後にガタツキが無いか、動作に異常がないかを確認して完成です。
3,今回の加工代金
今回のカスタム内容で、22,000円(税抜き)でした。
同じお鞄でも細部の構造や使用する材料により前後いたします。
全体と破損部分の画像をお送り頂けましたらお修理可否の可能性と概算のお見積をお答えできますので お問合せフォームもしくはライン公式アカウントからお気軽にご相談ください。
ボンドリペアではスーツケースをはじめ、ゴルフのキャディバッグやカバン全般、家具やその他様々なモノの修理、椅子の生地張替えなどを承っております。
ギターケースやカメラバッグなどの特殊なものもお修理を承っておりますのでお気軽にご相談ください。
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